2025.04.21
  • 症例報告
自律神経の乱れによる頭痛とめまいの改善

■改善の感想文

「調子が悪い箇所や体調の自己申告の後、なぜ起きているかを全身を診てから、理由を教えてもらい、施術に入るため、自分でも何故なっているのかよくわからなかったことが、自律神経によるもので理由を説明されて納得です。

頭痛やめまいなど少しずつ良くなっているのを実感してます。とても気さくな先生が親身になって悩みを聞いてくださるので施術中も心地よくいられると思います。」 

 


 
■ 病院で「異常なし」と言われても、つらい不調が続いていませんか?

頭痛・めまい・息苦しさ・倦怠感・眠れない…

こうした症状で病院を受診しても「異常はありません」と言われてしまい、

「このつらさに理由がないのか」と悩まれている方は少なくありません。

実際に、レントゲンや血液検査などに異常が見つからないケースの中には、自律神経の働きの乱れが関係していることが多くあります。


 
■ 本当の原因は「症状のある場所」ではなく、自律神経の通り道にある

自律神経は、脳から背骨(脊髄)を通って全身に広がっています。

そのため、自律神経に関わる場所(頭蓋・首・胸郭・横隔膜・腹部など)が硬く緊張していると、神経の働きに悪影響が出やすくなります。

これが、頭痛やめまい・全身のだるさといった「原因不明の不調」として現れるのです。

とくに以下のような部位の緊張があると、自律神経の不調につながることが多くあります:

• 頭蓋骨や後頭部周辺(脳神経の出口)

• 首〜胸の付け根(交感神経の通り道)

• 横隔膜(自律神経と呼吸の交差点)

• 胃・腸などの内臓(副交感神経の終末)

これらの部位が硬く動きづらくなっていると、自律神経の調整機能がうまく働かなくなり、

「なんとなくしんどい」「何をしても回復しない」といった慢性的な症状が出てくるのです。 



■ 治療方針:「症状を追う」のではなく「神経の通りを整える」

オステオパシーでは、症状が出ている場所そのものではなく、

「なぜそこに負担がかかっているのか」を全身から探すことを大切にしています。

具体的なアプローチ:

• 頭蓋・頸部・横隔膜・内臓などの緊張を調整し、自律神経の通り道をやわらげる

• 呼吸や血流の流れを整えて、神経系が自己調整しやすい状態をつくる

• 緊張を生みやすい姿勢や習慣を見直すセルフケアを指導

こうした施術とセルフケアを続けることで、

「どうしてこんなに体調が悪かったのか」という疑問が少しずつ解け、「回復できるんだ」という実感に変わっていきます。


 
■ 最後に

原因不明の体調不良は、決して「気のせい」ではありません。

自律神経の通り道に緊張があれば、体は正しく働けず、回復する力も発揮できなくなります。

オステオパシーでは、体全体のバランスから原因を探し、やさしく整えていくことで、

根本的な改善を目指していきます。

「どこに行っても変わらない」「何が原因かわからない」そんなときは、一度ご相談ください。