2025.05.13
  • 症例報告
首肩こりと連動する不調(頭痛・めまいなど)


■ 肩こりの改善感想文

・頭のふらつき 

・首肩こり

・自律神経の乱れ



■ 肩こりだけじゃない?

― 頭痛・めまい・不眠…“首と肩”の緊張が関係しているかも

「いつもの肩こり」と思っていませんか?

パソコン作業やスマホ、ストレスの多い毎日。

「肩が重い」「首が張っている」と感じるのは、多くの方が経験しているかもしれません。

でも、ただの肩こりだと思っていたら…

• 頭痛が増えてきた

• めまいやふらつきが出てきた

• 夜になかなか眠れない

• 呼吸が浅く、疲れが抜けない

そんなふうに、「肩こりをきっかけに、さまざまな不調が広がっている」と感じたことはありませんか?


 
■ 肩こりの背景には、“頭蓋の圧縮”があることも

オステオパシーの視点では、肩こりのある多くの方に、頭蓋骨の動きの硬さや圧縮状態が見られます。

本来、頭蓋骨はわずかに動いており、このリズムが脳脊髄液やリンパの循環、そして神経系のバランスに深く関わっています。

しかしストレスや身体の緊張が強まると、頭蓋の動きが制限され、

• 脳や神経の周囲に余分な圧力がかかる

• 自律神経が過緊張状態になる

• 頭部〜肩・首周辺の筋肉が過剰に緊張する

といった状態が続き、慢性的な肩こりや頭痛、めまい、不眠といった症状につながります。 




■ よくある“肩こりから派生する不調”

緊張型頭痛(首〜後頭部にかけてズーンと重い)

めまい・ふらつき(脳幹や内耳まわりの循環不良)

目の疲れや奥の痛み(視神経・眼球運動と筋緊張の関係)

不眠や神経の高ぶり(交感神経優位の持続)

呼吸の浅さ・全身の疲労感



■ オステオパシーでは「構造と機能のつながり」にアプローチします

森田治療室では、「肩が凝っているから肩を揉む」といった部分的な対処ではなく、

全身の構造と神経系のバランスを整えることで、“緊張の連鎖”をほどくことを目指しています。

◎ 主なアプローチ

頭蓋骨の圧縮や緊張の解放

 → 脳脊髄液やリンパの流れを促進し、神経の働きを整える

胸郭・背骨の柔軟性を回復し、呼吸と姿勢を改善

首・肩の筋緊張の原因となる神経ルートの解放

• 必要に応じて姿勢やセルフケアのアドバイスも行います


 
■ まとめ:肩こりは「体の声」かもしれません

肩こりはただの筋肉疲労ではなく、体全体のバランスや神経系の緊張の表れでもあります。

頭蓋の動きを取り戻すことで、全身の循環が改善し、自然と肩こりや関連症状もやわらいでいきます。

「最近、肩だけでなく体全体がしんどい」

「頭痛やめまいも気になってきた」

そんなときは、身体の声に耳を傾けるサインかもしれません。




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