2025.09.02
- 森田智史ブログ
原因がわからない頭痛について
原因不明の頭痛とは
「病院で検査をしても異常がない」「MRIやCTでは問題が見つからない」
そんな頭痛に悩んでいる方は少なくありません。
実際に頭痛の大半は命に関わるものではなく、緊張型頭痛や片頭痛といった“機能的な問題”が多くを占めます。
しかし、症状が繰り返されることで「原因がわからない不安」や「薬が効かないつらさ」を抱える人が多いのも事実です。

オステオパシー的な原因
オステオパシーの視点では、原因不明の頭痛は「身体の構造や機能のアンバランス」が背景にあると考えます。
たとえば:
- 頭蓋や首の骨の可動性が低下し、血管や神経にストレスがかかる
- 胸郭や横隔膜の動きが硬くなり、自律神経のバランスが乱れる
- 体液(血流やリンパ)の循環が滞り、炎症性物質が脳周囲に溜まりやすくなる
こうした「構造・循環・神経のつながり」を整えることが、薬では解決できない頭痛の改善につながることがあります。
緊急を要する頭痛(病院受診が必要な場合)
アメリカの大学病院のガイドラインでは、以下の場合は早急な医療機関受診が推奨されています。
- 6歳以下、または55歳以上で初めて出る頭痛
- 発熱を伴う頭痛(感染症の可能性)
- 外傷後に出てきた頭痛(脳出血などの可能性)
- 突然激しく始まる頭痛(雷鳴頭痛)
- ろれつ障害や麻痺など神経症状を伴う頭痛
このような場合は「原因不明」と自己判断せず、まずは病院での検査を受けることが大切です。
オステオパシー的アプローチ
オステオパシーでは、薬に頼らずに「身体のバランスを整えて頭痛を減らす」ことを目的とします。
- 頭蓋へのアプローチ 脳や神経を包む膜・骨の緊張を解放し、三叉神経や自律神経系の負担を軽減します。
- 首・胸郭の調整 交感神経や迷走神経が走るエリアを整えることで、自律神経のバランスを安定させます。
- 横隔膜・呼吸の改善 呼吸運動を改善し、副交感神経の働きを高めてリラックス状態を作ります。
- 循環の最適化 血流やリンパの流れを促すことで、炎症物質や老廃物の滞りを減らします。

頭痛が出やすい人の特徴
原因不明の頭痛で悩む人には、いくつか共通点があります。
- 長時間のデスクワークやスマホで姿勢が崩れている
- 睡眠不足、生活リズムの乱れがある
- ストレスを抱えやすく、緊張が抜けにくい
- 水分不足や冷え症
- 女性ホルモンの影響を受けやすい(生理前や更年期)
こうした特徴はすべて「自律神経の乱れ」と関連しています。
まとめ
「原因不明の頭痛」は、必ずしも“原因がない”わけではありません。
医学的に危険な頭痛はすぐに病院へ。
それ以外の「検査では異常なし」の頭痛は、身体の構造や自律神経のバランスを整えるオステオパシーが改善の糸口になることがあります。
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