2025.12.30
  • 森田智史ブログ
【移転から約1年。旧・藤野循環器内科という場所で目指すこと】

森田治療室が旧藤野循環器内科に移転して、まもなく1年になります。

この1年間、多くの方に来院いただき、改めて「この場所で始められてよかった」と感じています。元病院という建物が持つ落ち着きと安心感は、来院される方の緊張をやわらげ、治療に集中できる空気を自然とつくり出しています。

この「場の力」は、移転して初めて気づいた大きな財産です。

オステオパシーセンターという構想

私たちが目指しているのは、ここを 「オステオパシーの中心地」 にすることです。

オステオパスという職業は、まだ広く知られているとは言えません。整体やマッサージとの違いを説明する場面は今も多く、「オステオパシーとはどんな医療なのか」を丁寧に発信し、この地域で認知を高めていくことが重要だと感じています。

オステオパシーは、単に痛みを取る技術ではなく、身体全体のつながりと回復力を尊重し、問題の「原因」を探していく医療的なアプローチです。この考え方を根づかせていく拠点として、この場所を育てていきたいと思っています。



教育の場としての役割

もう一つ、移転後に強く意識していることがあります。

それは 「教育の場」 としての機能です。倉敷チルドレンクリニックをはじめ、今後は小規模のセミナーや勉強会をこの建物で開催し、オステオパシーを学ぶ人が集まり、経験を積む機会をつくっていきます。私たち自身も学び続けながら、次の世代が育つ環境をつくることが、最終的には患者さんへの還元につながると考えています。

治療を行うだけでなく、学びと実践が循環する場所――その中心にこの建物がある未来を描いています。

[チルドレンクリニックの様子 月に1回、全国からオステオパスが集まり研鑽し合っています]

これから

移転して約1年。設備を整えるだけでなく、この場所の「意味」が少しずつ形になってきました。
ここに来ることで整う。ここで学ぶことで視点が変わる。ここで働くことで技術が磨かれる。そんな オステオパシーセンター を、この建物で育てていきます。

これからも、一つひとつ丁寧に進めていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

森田智史D.O PT