2025.12.30
  • お知らせ
【2025年|初診データが示す現実―― “検査に映らない不調” が増え続けています】

この1年を振り返り、はっきりと見えてきた傾向があります。

それは「検査で異常がないと言われても、身体のつらさが残る方が多い」という現実です。

まずお伝えしたいのは、検査や病院の診療は非常に重要であり、当院もその価値を強く尊重している ということです。

検査で重大な疾患を早期に見つけることは、医療の柱です。そのうえで、今年のデータを見てみると──

■ 新規311名のうち、115名(約37%)が「つらさはあるのに異常が見つからない」

2025年、初めて来院された 311名 のうち115名(約37%) は、自律神経や心身の調整が関係した不調でした。

主な症状はパニック障害・自律神経失調症・不安障害・慢性頭痛・めまい・動悸・喉の違和感・胸部圧迫感・過呼吸・不眠・慢性疲労・倦怠感 など。

病院で「大きな異常はありません」「検査結果は問題ありません」

と言われても、生活に支障が出るほどつらさが続くことがあります。そのようなとき、検査で“悪いものがない”と確認されているからこそ、身体の状態そのものを整えることに集中できる──この構造が、臨床現場でより明確になってきました。

■ 整形外科的症状も “理由を探す視点” が必要に

整形外科的な症状を主訴とされた方は 196名(約63%)

腰痛・肩こり・関節痛など、比較的分かりやすい症状に見えます。

しかし、施術を進めていくと

・呼吸が浅く、横隔膜が硬い

・内臓の負担が姿勢に影響

・睡眠不足で回復力が低下

・長期ストレスで筋緊張が続く

──こうした 背景が回復を妨げている ことが多くありました。

ここは検査と矛盾しない領域でありながら、検査だけでは見えにくい部分とも言えます。

■ 小児の来院も増えています

新規33名(約11%) の新規のお子さんが来院されました。再来院も含めるとほぼ毎日、子供(18歳以下)の施術を行っています。これは一般的な整体院と比較して多い数値です。
主訴は向き癖・斜頸・夜泣き・吐き戻し・便秘・姿勢の悩み・慢性頭痛・てんかん発作・発達障害・側湾症など。

小児では“数字では測りきれない発達過程” が存在します。身体の使い方・発達・バランスを丁寧に観察し整えることが必要だと感じています。

■ 当院ができること

“検査と施術の間”を補う視点当院はオステオパシーを軸とし、検査で除外された “危険な問題がない状態” を出発点に次の視点で身体を評価しています。

・循環

・呼吸

・神経

・内臓の働き

・筋骨格の連動

・回復を妨げる要因

その結果、「なぜ改善しにくいのか?」という問いに対し、整理された方向性を提案できることがあります。つまり検査で分かること・検査で安心を得られることを土台として“その先にできること” が当院の役割 です。

■ 来院まとめ

  • 新規311名
  • 自律神経・不定愁訴:115名(約37%)
  • 整形外科的主訴:196名(約63%)
  • 小児:33名(約11%)

■ まとめ

―― 検査で安心を確認する。 そのうえで、身体を整えていく。

当院は病院や検査の役割を尊重しながら、“その先の部分” を丁寧に担う場所でありたいと考えています。

2026年も、患者さんが安心して相談できる“次の選択肢”として役割を果たしていきます。