2026.04.04
- 近藤健心ブログ
脳脊髄液とオステオパシー
今日は脳脊髄液が身体にどのように影響し変化していくのか、
オステオパシーではどう見るのかを題材に書いていきます。

脳脊髄液(CSF)のリズム
身体には心拍や呼吸だけでなく、
脳脊髄液の動きがあります。
この動きは普段意識されることは中々ないですが、
身体全体の状態を反映し、また全身に影響を与えています。
CSFと呼吸の関係
脳脊髄液はただ流れているだけでなく、
呼吸と連動してダイナミックな動きをしています。
- 吸気 CSFは頭蓋骨へ上昇
- 呼気 CSFは脊柱方面へ下降
- 静脈血 CSFと逆方向に動く
つまり呼吸=脳の循環ポンプ
ということになります。
この動きがスムーズであるほど、
脳の環境や身体の状態が良い状態に保たれます。
自律神経とCSF
CSFの作るには自律神経が深く関わってきます。
- 交感神経優位→CSFの産生が低下
- 副交感神経優位→CSFの産生が増加
つまり脳に疲れ(ストレスや緊張状態の継続)があると
CSFが減少する可能性があるということです。
またCSFがて生かすことによって脳が下垂したり(ブレインサグ)、
認知機能が低下しやすくなることがあります。
さらに加齢によって頭蓋の柔軟性低下や
血流低下とともに脳機能の働きに大きな影響を与えることがあります。
オステオパシーではどう見るのか
オステオパシーではCSFの流れを直接作るのではなく
流れやすい環境を整えるお手伝いをします。
主に来なうアプローチとしては
- 後頭環椎のリリース
迷走神経や副交感神経の働きを促します - リンパポンプ
胸郭上口をポンプすることで静脈やリンパの還流を促します - 横隔膜のリリース
呼吸のポンプ改善や、呼吸の安定化を促します - 神経ブロック
身体の一定の箇所に枕などを置いてCSFの動きを促します
結果的に心拍数の低下や血管拡張が見られるため
CSFの改善にもつながります。
まとめ
CSFは普段生活していても感じることがない流れですが
確かに身体の中で常に動いています。
この大事な流れを安定化させるためにも日々の生活習慣に
より目を向けて自分の体に気を配って、
優しく生きていくことがとても大事なことだと思います。

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