2026.04.13
  • 近藤健心ブログ
オステオパシーテクニック MET

マッスルエナジー・テクニック(MET)とは、

自分の筋肉の力を使って身体を整えていく
オステオパシーテクニックの一つです。

施術者が一方的に動かすのではなく、

「軽く力を入れる → ゆるめる」

というシンプルな動きを使って、
関節や筋肉の可動域や緊張を整えていきます。


どんなことをしているのか

METでは主に

・制限のある方向を見つける
・反対方向(楽な方向)に軽く誘導する
・軽く力を入れてもらう(3〜5秒)
・ゆるめたタイミングでさらに動きを引き出す

という流れで行います。

ポイントは、

「強くやらない」ことと
「力を抜いた後の変化を使う」ことです。



なぜ変化が起きるのか

筋肉には、力を入れたあとに
一時的にゆるみやすくなる性質(神経の反応)があります。

METではこの仕組みを利用しています。

軽く力を入れることで、

・筋肉の過剰な緊張がリセットされる
・関節の動きがスムーズになる
・左右差やねじれが整いやすくなる

といった変化が起こります。

無理に動かすのではなく、

身体の持っている調整力を引き出すイメージです。


どんな時に使うのか

関節の動きが制限されている時

首が回らない、腰が反れないなど
可動域を安全に広げたい時に有効です

慢性的な筋緊張がある時

肩こりや腰の張りなど
固まりきった筋肉に対して使います

左右差や歪みが気になる時

骨盤のズレ感や体のねじれ
バランス調整として使われます

動かすと違和感がある時

痛みまではいかないけど引っかかる感じ
そういった状態にも適しています


どんな人に向いているか

・慢性的な肩こり、腰痛
・身体の硬さや動きにくさを感じている
・姿勢の崩れや左右差が気になる
・スポーツ後のコンディショニング
・強い刺激が苦手だけど動きは出したい

「動きの質」を整えたい人に
とても相性が良いテクニックです。

また今まで使われていなかった筋肉にも刺激が入るので、
正しい筋肉の使い方にも繋がります。


自分でできるMET

簡単なセルフMETも行えます。

例えば、首が右に回りにくい場合。

① 少し楽な位置(左に軽く回す)まで持っていく
② そこから「右に戻そう」と軽く力を入れる(2〜3割)
 ※この時手で顔を押さえて抵抗をかけてあげましょう
③ 3〜5秒キープ
④ 力を抜いた瞬間に、少しだけ左に首を回す
この時に右に首を抜き切らないことがポイント

これを2〜3回繰り返します。

その後に右を向くと、

最初より動きやすくなっていればOKです!

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