- 近藤健心ブログ
「目の動き」と「身体の動き」は、一見関係なさそうに見えますが、実はとても深くつながっています。
例えば、
・上を見る → 身体は伸展方向に入りやすい
・下を見る → 身体は屈曲方向に入りやすい
・右を見る → 左側の動きが引き出されやすい
・左を見る → 右側の動きが引き出されやすい
このように、視線の方向だけで身体の出力や動きの質が変わることがあります。
なぜそのようなことが起こるのか
これは単なる筋肉の問題ではなく、神経系の働きによるものです。
眼球の動きは
・視神経
・動眼神経、滑車神経、外転神経
などを通して脳に情報が送られます。
さらにその情報は
・脳幹
・小脳
・前庭系
と連動しながら、身体全体の姿勢やバランスに影響を与えています。
つまり、「見る」という行為は
身体の使い方そのものを決めるスイッチの一つです。
オステオパシーの見方
特に重要になるのが
・視神経
・視交叉
・外側膝状体
といった視覚の伝達経路です。
これらは脳の深部にあり、
自律神経やホルモン系とも関係しています。
そのため、
・目の動きに制限がある
・視線の方向で身体の動きが変わる
・特定方向で力が入りにくい
といった場合、
単なる筋肉ではなく「中枢のバランス」として評価します。
アプローチとしては、
・頭蓋(蝶形骨・後頭骨)
・頚椎1・2番
・視神経周囲
・視交叉周辺
・外側膝状体への間接的なアプローチ
などを通して、
視覚と身体のつながりを整えていきます。
重要なのは、
「目を動かす」のではなく
目が自然に機能できる状態をつくることです。
特におすすめな人
このアプローチが有効になりやすいのは、
・パソコン作業が多い
・スマホを見る時間が長い
・一点を見続けることが多い
こういった「視線が固定されやすい生活」をしている方です。
長時間同じ場所を見続けていると、
・眼球の動きが偏る
・視野が狭くなる
・無意識に身体が固まる
といった状態が起こりやすくなります。
その結果、
・首や肩のこり
・背中の張り
・身体の動かしにくさ
・左右差の固定
として現れることがあります。
目の使い方や視覚のバランスを整えることで
身体全体の動きを変えいきましょう!

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