- 近藤健心ブログ
「力を抜いて」
そう言われても、
なかなか力が抜けないことはありませんか?
肩に力が入る。
呼吸が浅くなる。
身体がいつも緊張している気がする。
それは意志が弱いからでも、
身体が硬いからでもありません。
身体が守ろうとしている反応なのかもしれません。

身体は常に安全か危険かを判断している
私たちの身体は24時間休むことなく、
「今は安全か?」
「危険はないか?」
を確認しています。
例えば、
- 急に大きな音がした時
- 転びそうになった時
- 強いストレスを感じた時
身体は無意識に力を入れて身を守ろうとします。
これは生きるために必要な、とても大切な反応です。
問題は『危険が過ぎても身体が解除できない』こと
本来であれば、危険がなくなれば身体は自然と緩みます。
しかし、
- 仕事のストレス
- 人間関係の緊張
- 睡眠不足
- 過去のケガ
- 慢性的な疲労
などが続くと、
身体は「まだ危険がある」と判断し続けることがあります。
すると、
肩や首が常に緊張したり、
呼吸が浅くなったり、
身体が思うように動かなくなったりします。
本人はリラックスしているつもりでも、身体は無意識に警戒している状態です。
呼吸は身体の状態を教えてくれるサイン
このような状態の方に共通しているのが、
呼吸の変化です。
- 深く吸えない
- 息を吐き切れない
- 胸ばかりで呼吸している
- 大きく息を吸おうとすると苦しい
こうした変化は、
身体が「まだ安全ではない」と感じているサインかもしれません。
呼吸は、自分の身体が今どんな状態なのかを教えてくれる大切な指標です。
身体は『頑張りすぎている』のではなく『守り続けている』
不調が長引くと、
「筋力が足りないのかな」
「姿勢が悪いのかな」
と考えることがあります。
もちろんそれも一つの要因かもしれません。
しかし実際には、
身体が弱いのではなく、
身体が一生懸命に守ろうとしているだけの場合もあります。
動かないのではなく、
動けない。
緩まないのではなく、
緩めない。
そんな状態が起きていることがあります。
まずは身体のサインに気づくことから
不調を改善するために大切なのは、
身体と戦うことではありません。
まずは、
- 呼吸は楽にできているか
- 肩に力が入っていないか
- 身体を固めていないか
そんな小さなサインに気づくことです。
身体はいつもあなたを守ろうとしています。
もし不調が続いているなら、
身体が発している「まだ安全じゃないよ」というサインに耳を傾けてみるのも大切かもしれません。

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