- 森田智史ブログ
~喉の詰まり感と自律神経・呼吸の関係~
「喉に何かが詰まっている感じがする。」
「飲み込みにくい。」
「息が吸いづらい。」
そんな症状があり耳鼻科を受診したものの、
「異常はありません。」
と言われた経験はありませんか?
もちろん、まずは病気が隠れていないことを確認することが最も大切です。
その上で異常が見つからないにも関わらず症状が続く場合、身体全体をみると別の原因が見つかることがあります。

喉だけが原因とは限りません
喉の詰まり感がある方を施術していると、
実際には
・首や肩がガチガチに緊張している
・呼吸が浅い
・胸郭(胸まわり)がほとんど動いていない
ということが少なくありません。
患者さん自身は
「喉がおかしい」
と思っていますが、
身体を評価すると問題は別の場所にあることがあります。
なぜ首や頭を確認するのでしょうか?
オステオパシーでは、
喉だけではなく、
頭・首・胸郭まで含めて評価します。
その理由は、
首や頭の周囲には交感神経系が多く集まっているためです。
強いストレスや長期間の緊張によって、
首や頭の筋肉・筋膜が硬くなると、
身体が常に緊張しやすい状態になります。
その結果、
・喉が締め付けられる感じ
・飲み込みにくい感じ
・息苦しさ
・動悸
・不安感
などが一緒に現れることがあります。
もちろん、すべての喉の詰まり感がこの仕組みで説明できるわけではありません。
しかし、病院で異常が見つからない方では、このような身体の緊張が関係しているケースを臨床で経験します。
呼吸も大切なポイントです
呼吸が浅くなると、
胸郭や横隔膜が十分に動かなくなります。
すると、
首や肩の筋肉が呼吸を助けるために働き続けるようになります。
その結果、
さらに首周囲が緊張し、
喉の違和感が強くなるという悪循環になることがあります。
良くなる時にはこんな変化がみられます
施術を続けていくと、
患者さんから
「肩が軽くなりました。」
「首が回しやすくなりました。」
という言葉をいただくことがあります。
そして、その頃から
喉の詰まり感も少しずつ気にならなくなってきた
という経過をたどる方が少なくありません。
もちろん個人差はありますが、
私自身は
肩や首まわりの緊張が抜け始めることが、改善の一つの目安になる
と考えています。
当院では何を確認するのか
当院では、
喉だけではなく、
- 頭部
- 首
- 胸郭
- 横隔膜
- 呼吸
- 顎(食いしばり)
などを評価し、
身体全体のバランスを確認します。
症状だけを追いかけるのではなく、
「なぜその状態になったのか」
という原因を探すことを大切にしています。
最後に
喉に異常がないと言われても、症状があることは決して珍しいことではありません。
だからといって、「気のせい」と考える必要もありません。
身体を丁寧に評価していくと、首や頭、胸郭の緊張や呼吸の乱れなど、症状に関係している可能性のある要因が見つかることがあります。
当院では、そうした身体全体のつながりを大切にしながら、一人ひとりの状態に合わせて評価・施術を行っています。
住所〒710-0061
岡山県倉敷市浜ノ茶屋1丁目162
休診日不定休・研修日
診療時間9:00 – 15:00 / 16:20 – 20:00