2026.07.03
  • 近藤健心ブログ
更年期になると身体が不安定になるのはなぜ?

「最近、関節が痛むようになった」

「以前より身体がぐらつく気がする」

「腰痛や肩こりが増えた」

更年期を迎えた頃から、このような変化を感じる方は少なくありません。

その背景には女性ホルモンの変化が関係している可能性があります。


靭帯と女性ホルモンの関係

靭帯は骨と骨をつなぎ、関節を安定させる組織です。

実は靭帯や筋膜などの結合組織は、女性ホルモンの影響を受けています。

エストロゲンが十分に働いている状態では、組織の代謝や修復が保たれています。

しかし更年期になるとエストロゲンの減少に伴い、

  • 組織の弾力性の低下
  • 修復能力の低下
  • 支持力の低下

が起こりやすくなります。

その結果、関節を支える力が弱くなり、身体の安定性が低下することがあります。


なぜ腰痛や肩こりが増えるのか

身体は不安定になると、それを補うために筋肉を緊張させます。

本来であれば靭帯や関節で支えられる部分を筋肉が代わりに支えようとするため、

  • 首や肩の張り
  • 慢性的な腰痛
  • 股関節の違和感
  • 疲れやすさ

として現れることがあります。

これは単純な筋力不足ではなく、身体を守ろうとする反応とも考えられます。


自律神経とのつながり

更年期にはホルモンバランスの変化によって自律神経も影響を受けます。

  • 睡眠の質の低下
  • 疲労感
  • のぼせ
  • 動悸
  • 不安感

などの症状がみられることもあります。

身体の安定性が低下し、さらに自律神経も乱れることで、より不調を感じやすくなる場合があります。


森田治療室の視点

更年期の不調は単にホルモンだけの問題ではありません。

身体を支える仕組みや循環、自律神経の働きなど、
さまざまな要素が関係しています。

当院では、

  • 骨盤や仙骨の動き
  • 背骨の柔軟性
  • 呼吸と横隔膜
  • 全身の循環
  • 身体全体の安定性

を確認しながら施術を行います。

更年期は身体が新しいバランスへ移行する時期でもあります。

不調だけに目を向けるのではなく、
身体がどのような変化をしているのかを理解することも大切です。

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