2026.07.17
- 近藤健心ブログ
腸が硬い人ほど考え込みやすい?
脳と腸は双方向につながっている
「考えすぎてしまう」
「不安になるとお腹の調子が悪くなる」
「ストレスが続くと便秘や下痢になる」
このような経験はありませんか?
実は脳と腸は独立して働いているわけではなく、常に情報をやり取りしています。
近年ではこの関係を
「脳腸相関(Brain-Gut Axis)」
と呼び、多くの研究が行われています。
ストレスを感じると腸はどうなる?
人はストレスを感じると交感神経が優位になります。
すると身体は
「今は生き残ることを優先しよう」
という状態になります。
その結果、
- 胃の動きが低下する
- 腸の蠕動運動が低下する
- 内臓への血流が減少する
- 呼吸が浅くなる
という変化が起こります。
するとお腹は張りやすくなり、便秘や消化不良を起こしやすくなります。
実は腸からも脳へ情報が送られている
脳が腸に命令するだけではありません。
腸の状態も脳へ伝わっています。
その役割を担うのが
迷走神経
です。
迷走神経を流れる情報の多くは
脳 → 腸
ではなく
腸 → 脳
と言われています。
つまり、
お腹の状態が悪いと
- 不安感
- イライラ
- 集中力低下
- 疲労感
として現れることがあります。
「考えすぎる」のではなく「考えさせられている」
ストレスが続く
↓
呼吸が浅くなる
↓
横隔膜の動きが減る
↓
腸の動きが低下する
↓
迷走神経の働きが低下する
↓
脳が危険を察知しやすくなる
↓
さらに考え込む
このような悪循環が起きることがあります。
本人は「性格の問題」と思っていても、
身体の状態が関係している場合も少なくありません。
オステオパシーでは何を見るのか
オステオパシーでは単にお腹を押すのではなく、
- 横隔膜の動き
- 胸郭の柔軟性
- 腹部の緊張
- 迷走神経の通り道
- 頭蓋と自律神経のバランス
などを確認します。
呼吸が深くなり、お腹の緊張が緩むことで、
「なんだか頭がスッキリした」
「気持ちが落ち着いた」
と感じる方も少なくありません。

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