2026.04.11
  • 近藤健心ブログ
更年期障害のホルモンは認識で変化する

更年期障害というと、
「女性ホルモンの低下で起こるもの」
という説明が一般的です。

もちろんこれは当たり前に大切な要素ですが、
実際の身体の変化はこれだけではありません。


オステオパシーの視点

オステオパシーでは、
更年期にはホルモンの変化によって結合組織の質が変わり、
身体から脳へ入る感覚情報そのものが変化することも大きいと考えられています。

例えば、

  • 以前より身体がこわばる
  • 関節が動かしにく
  • 身体が重く、疲れやすい
  • 自分の身体なのに扱いにくい
    この様な感覚は単なる気のせいではないです。

エストロゲンの低下は、組織の水分量や弾力性にも影響します。
すると筋膜や靭帯、関節まわりの感覚入力が以前と変わってきます。

更年期では、
脳が持っている身体のイメージと、
実際の身体から上がってくる感覚にズレが生まれやすくなります。

このズレが大きくなると、
不安定さや違和感、落ち着かなさ、疲労感につながることがあります。

なので大切なのは、

  • 呼吸がしやすいこと
  • 身体の緊張が偏りすぎていないこと
  • 骨や関節に適切な刺激が入ること
  • 動いた時の感覚が脳にわかりやすく届くこ
    こうした状態を少しずつ整えていくことです。

オステオパシーでは、
頭や首、胸郭、骨盤、そして全身の結合組織のつながりをみながら、
身体が新しい状態に適応しやすい環境を作っていきます。

更年期は「壊れていく時期」ではなく、
身体が新しいバランスに移行していく時期です。

その変化に対して、 無理に昔の状態へ戻そうとするのではなく、
今の身体がうまく適応できるように支えていくこと。

それが私たちのできることだと思っています。

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